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特徴を把握して選びたい防水工事の工法

防水工事

2018/02/08

建物の屋上は雨に晒されやすく、万全の防水対策が必要です。防水工事を行うとしても、利点や欠点を把握した上で工法を選ぶ必要があります。防水工事の特徴が分かっていると、建物にあわせてどの工法がベストか判断しやすいです。


複雑な形状の場所でも施工できるウレタン防水工法

防水工事の工法の一つは、ウレタン防水です。液状になったウレタン材を防水したい部分に伸ばして硬化させます。この工法のメリットは、防水する場所の形状が複雑であっても、確実に防水ができる点です。もし作業現場が狭く他の防水工事では施工が難しい場合でも、ウレタン防水の工法であれば対応が可能です。またこの工法は、安価で短期間に防水工事ができる点も長所です。ただしウレタンを使った防水工事では、ウレタン層の厚みにムラが生じるために、均一には仕上げられません。またウレタンは比較的劣化しやすい素材であるため、劣化により生じた亀裂から浸水します。そこで防水工事後、定期的に劣化具合を確認するなどメンテナンスが必要です。


耐久性が高いアスファルト工法の防水工事

防水工事の方法の中には、アルファルトを用いた工法があります。アスファルト防水では、アスファルトシートで防水加工したい部分を覆うと共に、隙間の部分を液状のアスファルトで塞ぎます。アスファルトは防水効果が高い素材であり、浸水が防げます。耐久性も十分に高く、一度防水工事を行えば長期間メンテナンスの手間がかかりません。アスファルト防水の工事を行う際に注意が必要なのは、臭いです。施工時にはアスファルト特有の臭いや煙が発生するため、周囲に対する配慮が必要です。また、アスファルト防水工事の作業には、多少の手間と時間がかかります。その他、重量がかさむため、施工前には建物が重さに耐えられるかどうか確認を行います。


シート防水で見栄え良く簡単防水工事

ビル屋上などの防水工事を行う手段として広く採用されているのが、シート防水の工法です。シート防水の工法では、塩化ビニールやゴムなどの素材で出来たシートで全体を覆います。またシートとシートの間には隙間が生じるため、粘着材やテープで隙間を塞ぎます。この工法では防水性が高いシート素材を用い、美観に優れています。また防水工事の作業は比較的簡単です。シートは軽量であるため、強度の弱い建物でも施工できるのがメリットです。一方で、複雑な形状に施工するには向いていません。シートの柔軟性には限界があります。また、シート間の防水を確実にできるかどうかが課題です。施工に問題があると、シート間から浸水を起こす可能性があります。




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